ピアノが鳴り出すと
愛の妖精はつま先立ちで歩き出し
恋人たちの甘い時をからかい
彼らを踊らせる
妖精たちには憂いも悲しみもなく
そこかしこで騒ぎを巻き起こす
涙を流している人が居ることも知らずに
もう、どうしようもない
夜はあでやかに化粧をほどこすのに
この寂しさを映し出してしまう
私はずっと間違っていたのかしら
月の光は皓々として
まるで人を飲み込む炎のよう
でも
私の夢がとっくに破れたとは言わないのね
自分では押さえきれないのが恋心なのでしょうね。
サビのメロディーがとっても気に入ってます。
『守候』より