内蒙古

(別の窓が開きます。かなり重いです(^^;)

子供の頃から、ずっと広い大地というものに憧れていて、
1993年に内蒙古へ行って来ました。

見えるのは地平線と空だけ。
聞こえるのは風の音だけ。
自分以外の人間に出会えるのは、本当にまれでした。
客人を厚くもてなすのがモンゴルの習慣だと聞きましたが、
何となく、分かるような気がしました。


 
フフホトからシラムレンへ向かう途中、
砂漠で一休みしました。
乾燥した時期には、歩く度に砂が鳴るそうですが、
くーが行った時は鳴きませんでした(--
シラムレンの草原では、馬を借りて歩き回ってました。
宿泊地から1時間くらい行った所に、湖がありました。
日本と違って、地面と湖面の高さが同じで、不思議な感じ。
雨期の夏にだけ、出現するそうです。
帰りがけに、家へ戻る人に出会いました。
ほんとに馬が日常の交通手段になってるみたいです。
くーが泊まったのは、観光客用のパオ(モンゴルの移動式テント)でした。
その周辺の写真です。
観光客のために、宿泊地までは道路が整備されてましたが、
それ以外、路は無いも同然でした。
草原の中に有る、祭壇。
年に一度、ここでお祭りが開かれ、先祖をお祀りするそうです。
と、同時に、これは遊牧のための目印でもあるそうで、
遠くからでも、よく目に付くようになってました。
観光客のために、モンゴル相撲をやってくれました。
前にいるのがこの辺りの人、後ろが観光客です。
わざと負けてくれたりして、結構サービス精神旺盛だった(笑)
帰りはパオトウから北京まで、飛行機に乗りました。
これは上空から見たオルドス高原(黄河の屈曲部にあります)です。
古くは中原と呼ばれ、長いこと政治や文化の中心地でした。
西安や洛陽もこの近くにあります。

くーが行った時は、トイレも穴を掘っただけでした(^^;
去年行った人の話では、シャワーも完備していたとか・・・
すごいスピードで開発が進んでいるみたいですね。

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