かるい

13,始皇帝暗殺

 今から2000年前の中国。互いに天下を取ろうと争う7国の中で、西方に位置していた秦が力を伸ばしてきていた。秦王贏政は燕国を滅ぼす口実を探していた。贏政の恋人である趙姫は、贏政が天下を統一し民の生活を安定させてくれると信じ、自分が燕国へ赴き、贏政を暗殺する刺客を燕国に派遣させるようし向けるから、それを口実に燕を滅ぼすようにと提案する。そして、荊軻がその刺客に選ばれ、贏政の前に現れた。

 この手の歴史映画にありがちな事実の列挙ではなくて、ちゃんとした?一本の映画になってます。内容や登場人物の描き方も面白いけど、何より映像の迫力がすごい!!!人民解放軍を総動員したんじゃないかって位の人海戦術で見せる戦闘シーンは、もう感動物!!
 ストーリーこそ、大部分はフィクションですが、時代考証なんかはかなりきちんとしてあるので、その辺りも見所だと思います。ちなみに、秦国の宮廷はセットじゃなくて、実際に作っちゃった物だとかで、今はテーマパークになってるそうです。やることのスケールが違う・・・(笑)



14、玻璃之城


 大晦日の夜、ロンドンで熟年の中国人カップルが事故死した。しかし、二人は夫婦ではなかった。それぞれの子供は彼らの遺品を整理する中で、二人がどのように愛し合い死んで行ったかを知る。

 う〜ん、なんか昼メロっぽくてくーの好みじゃない・・・(^^;)でも映像は優しげで綺麗だったし、バックで使われている曲は、どれも素敵だった。香港が返還された直後に作られているせいか、戦後の香港がたどってきた歴史を振り返るような作りになってます。



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